広島県安芸郡府中町にお住まいの皆様、こんにちは。「なんば内科クリニック」です。
少しずつ日差しが春めいてくるこの時期、嬉しい反面「そろそろアイツがやってくる……」と、ムズムズする鼻や目のかゆみに身構えている方も多いのではないでしょうか。
今や、日本人の約2人に1人が悩まされていると言われる「花粉症」。もはや国民病とも呼べる存在ですが、実は近年の医学の進歩により、ピーク時の辛さを劇的に和らげる方法が確立されています。それが、今回ご紹介する「初期療法」です。
なぜ「ひどくなる前」の受診が大切なの?
多くの方は、鼻水やくしゃみが止まらなくなってから「あ、花粉症が始まったな」と気づき、慌てて薬を飲み始めます。しかし、一度火がついたアレルギー反応を抑え込むのは、実はとても大変なことなのです。
「初期療法」とは、花粉が本格的に飛び始める1〜3週間前、あるいは「なんとなく目がゴロゴロするかも?」といった、ごく軽い違和感が出た段階で治療をスタートすることです。
あらかじめお薬(抗ヒスタミン薬や点鼻薬など)を使っておくことで、鼻の粘膜が過敏になるのを抑え、花粉シーズン本番を迎えても症状を軽く保つことができます。「毎年、薬を飲んでいても辛い」という方にこそ、ぜひ試していただきたい予防的なアプローチです。
「内科」で花粉症を相談するメリット
花粉症といえば耳鼻科をイメージされるかもしれませんが、実は内科での受診には大きなメリットがあります。
花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)には、眠気が出やすいものや、他の薬との相性が重要なものなど、非常に多くの種類があります。当院では、患者様が普段服用されている持病のお薬との飲み合わせを考慮した上で、お仕事や家事などのライフスタイルに合わせた最適な薬剤をご提案いたします。
「まだ症状が軽いのに病院へ行ってもいいのかな?」とためらう必要はありません。むしろ、その「軽い時期」こそが、今年1年を快適に過ごすための絶好のチャンスなのです。
おわりに:あなたに合ったケアで、健やかな春を
最新の治療法や舌下免疫療法などの登場により、花粉症は「ただ耐えるもの」から「コントロールできるもの」へと変わりつつあります。
当院では、総合内科専門医、呼吸器専門医、がん薬物療法専門医の資格を持つ医師が、多角的な視点で皆様の健康をサポートします。花粉症という身近な悩みに対しても、専門的な見地から一人ひとりに寄り添った医療を提供いたします。
春の訪れを憂鬱な気持ちで待つのではなく、今年は「先手必勝」で健やかな毎日を過ごしてみませんか?どうぞお気軽にご相談ください。
なんば内科クリニック
難波将史
【参考文献】
- 一般社団法人日本アレルギー学会 ホームページ「アレルギーポータル」
https://allergyportal.jp/- KAAACIアレルギー性鼻炎ガイドライン:パート1:薬物療法の最新情報 https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9880301/
